これまで、急に歯が痛くなったことありませんか？

歯が痛くて何とかしたいのに、歯医者さんが、休日や診療時間外だったり…
仕事中などで受診できなかったり…
そんな時、どうしたらこの痛みを止められるのでしょうか？

今回は、歯が急に痛くなった時の対処法をご紹介しますね。


1）痛み止めで様子を見る

歯医者さんに行くまでの間、ロキソニンなどの痛み止めを飲んで、痛みを落ち着かせましょう。
けれども、そのお薬で痛みが治まったからといって、痛みの原因が解消されるわけではありません。
出来るだけ早く歯医者さんで診てもらうようにしましょう。


2）休日当番医で診てもらう

歯の痛みが強くて、どうしても我慢できない場合には、休日（朝９〜１２時）でも利用できる休日当番医に連絡しましょう。新聞の休日当番医の欄をみてください。


3）痛い部分を冷やす

歯が痛む部分を、外側から氷水などで冷やし、さらに口の中にも氷を入れて、外側と内側の両方から冷やすようにしましょう。
冷やす事で血流が悪くなり、痛みを軽減する事ができます。


4）ツボを刺激

手には無数のツボがありますが、歯痛によく効くツボもあります。
歯痛に効くツボは、歯痛点と呼ばれています。手のひらを上に向けた中指と薬指の間の付け根にあります。
この歯痛点を刺激すれば、歯痛が軽減します。痛いくらいの強さで押しながらもみましょう。

左右の手にある歯痛点を交互にもみ、それを何度も繰り返せば、痛みもかなり治まります。
ツボの刺激はどこででもできるので、応急処置として覚えておくと便利です。


5）うがい薬を使ってみる

歯肉が腫れて痛む場合には、うがい薬も有効です。
いつもより濃い目のうがい薬で、何度もうがいを繰り返すと、痛みも少しおさまってきます。
ただ、歯の根の部分が痛い時は、あまり効果はが期待できません。

歯痛の時は、アルコールを飲んだり、お風呂で体を温めたり、運動したりすると、血流が良くなり痛みが増して逆効果なので、避けましょう。


今回ご紹介した対処法は、どれもその場しのぎのレベルです。
放っておくと、悪くなることはあっても良くなることはありません！
できるだけ早く歯医者さんで受診して、痛みを根本から治してしまいましょう！