ほうづえは、悪習慣ですよ~


最近、若い女性の間では、写真でポーズをとるとき、顔のそばに手を添えるようにする「虫歯ポーズ」が流行していますね。
手のほうを前に出せば出すほど、遠近法で小顔効果がアップするとか・・・

でも、癖で頬杖をつくのは良い習慣ではありません。
なぜなら、ほうづえは、歯並びが悪くなる原因の一つだからです。

頬杖をつくと、顎に頭の重さ(負のストレス)が加り、下顎が後退します。
下顎を片方から支えるような頬杖をつくと、歯並びが内側方向にずれしまいます。
また、左右非対称になり、歯列を変形させてしまうのです。


なぜこんなにも動いてしまうかと言うと、下顎は関節のところでは固定されているものの、体の各関節としては唯一、四方八方に動く

可動域の広い関節なのでその力は直接顎を横や奥に動かす力として働き、顎の関節に強い負荷をかけるからなのです。

頬杖をつく習慣を放置し続けると、顎の位置がずれ、頭痛や肩こり、体調不良を引き起こすこともあります。
下顎の成長異常は成人の場合、顎骨を切る手術が必要となる場合があります。

また、頬杖をつくときは、頭の重みを手の平のみで支えようとするので、悪い姿勢になり、使うべき筋肉が使われず体の代謝が低下し、左右のバランスが崩れ体のゆがみの原因となります。

そうならないためにも、頬杖をついてしまう悪習癖をやめる努力が必要です。
でも、無意識に癖になっていることが多いですよね。

机に鏡を置いて自分で頬杖をつかないように常にチェックしてみてはいかがでしょう。
また、良く頬杖をつく方に何か持たせておくという方法もありますね。
頬杖をつきたくなったら、深呼吸してみる、ストレッチしてみるなど、別の行動を習慣にしてみてはどうでしょうか。

女性の方は、頬杖をつくと、手についた雑菌が顔について肌荒れの原因になっていたり、ほうれい線やたるみを作っている、と思ってみたら、やめたくなりませんか?
何気ない習慣の一つですが、やめるようにしていきましょうね~。

 

最新のお知らせ

アクセス

oshiharai_3.jpg