歯周病ケアで口臭をなくそう!


あなたの口臭、におっていませんか?
自分の口臭にはなかなか気づくことは無いけれど、
人の口臭が気になることはありませんか?

口臭は、現代社会における“スメル(=臭い)ハラスメント”と言われ、社会問題になりつつあるのだそうです。
厚生省(現厚生労働省)保健福祉動向調査によると、約3.3万人のうち約10%が「口臭が気になる」と回答しました。

また、20代~50代の男女を対象にした調査によると、汗臭さや加齢臭を抑えて、口臭は気になるニオイの第1位になっています。しかも、自分の口臭は77.8%、他人の口臭となると82.0%もの人が気になっているそうです。

口臭が強い人には、歯周病になっている人が少なくありません。
実は慢性的な口臭の原因の9割は虫歯と歯周病。つまり口臭を気にするなら、虫歯と歯周病を防ぐための日常のオーラルケアが大切です。

歯周ポケット(歯と歯茎の境目)にプラークがたまると、細菌によって歯肉が炎症を起こしやすくなります(歯肉炎の状態)。すると細菌の増殖でガスが発生し、それだけでも口臭の原因となります。この状態を放置していると悪化して、出血したり、膿(ウミ)がたまって悪臭を放つことになり、歯を支える歯根膜や骨までがダメージを受け、健康そうにみえる歯がぐらつき、とつぜん抜け落ちることさえあります。
ただ歯周病の初期には、虫歯のような痛みはありません。そのため気づかずにひどくなるまで放っておく人が多く、よけいに口臭の原因にもなりやすいのです。

歯周病ケアには、正しい間磨きが大事です。
歯の表面だけでなく、歯周ポケットや歯間も歯ブラシを細かく動かして丁寧に磨きましょう。
歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシでプラークをしっかり取ります。これで、約90%程度の歯垢が取れます。(歯ブラシのみでは約50%~70%)
自分でなかなか取ることが出来ない、歯石はできれば数ヶ月に一度のペースで歯科に行き、歯石除去をしましょう。
お口がくさいと思われないように、気をつけたいですね。

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