歯周病のチェック方法

歯周病を自分でチェックする方法について、少し記そうと思います。
本当は歯科医で検診を受ける方が確実ですし安心なので、時間をとれるという人は来院することをお勧めします。

◆歯周病セルフチェック

◇歯茎が赤い、どす黒い。
◇歯間の歯茎が丸くて腫れている気がする。
◇歯磨きをすると歯茎から出血しやすい。
◇歯茎を押すと白い膿が出る。
◇歯が長くなった気がする。
◇歯茎が痩せて歯間に隙間が出来るようになった。
◇歯間に食べかすが挟まりやすい。
◇疲労やストレスを感じた時に歯茎が腫れやすい。
◇舌で歯の表面を触るとざらざらしている。
◇起床時に口内がネバネバする。口内が苦い。
◇口臭を指摘された。
◇上顎の前歯が出て来ている。
◇歯が少しグラグラしてきた。


この項目に1つでもあてはまる場合は歯周病になっているかもしれません。

歯周病は初期では自覚症状も少なく痛みも殆どないため、気づかないうちに進行している怖い病気です。
多くの人が痛みを感じるのは中度程度まで進行した場合なので、そこから治療するとなると時間もお金も心身の負担もかかって来ます。


歯磨きなどでどれほど丁寧にセルフケアをしていても、歯垢や歯周病菌を完全に取り除くことは出来ません。
ですから、歯科医でのクリーニングがとても大事になるのです。

尚、歯周病を気にしている場合は歯周ポケットを意識した磨き方をするといいでしょう。
歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に当て、斜め45度の角度で優しく細かい動きで磨くと良いです。

歯周ポケットに挟まった歯垢を少しでも取ろう、綺麗にしたいからと力を入れてゴシゴシ磨いたり、大きく動かしたりしないように注意しましょう。
逆に歯茎を傷めてしまうので、歯周病にも口内の健康のためにもなりません。

日本人の80%程度は歯周病になっているとも報告されていますので、気づいてから歯科医へ行くのではなく定期的に歯科医院で検診やクリーニングを受けることをお勧めします。

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