知覚過敏を改善するには?

冷たいものがしみる!
そんな経験はありませんか?

今や日本人の3人に1人は知覚過敏だと言われています。

冷たいものや熱いものを口にして歯がしみたら、それは知覚過敏なのかもしれません。
力を入れ過ぎて歯磨きをしたり、硬い歯ブラシで歯を磨いていると、歯や歯茎が傷つき、知覚過敏になってしまいます。

知覚過敏を改善するなら、普通の硬さの歯ブラシを使い、できるだけ優しく磨くようにしましょう。
知覚過敏になると、普通の歯磨き粉だとしみたり、研磨剤により悪化させることもあるので、知覚過敏専用の歯磨き粉を使うようにします。
それから咀嚼回数を増やす、キシリトールガムを噛むなどして、なるべく唾液を分泌させます。
この唾液の中に含まれているミネラル成分を補うようにしましょう。

歯を食いしばるクセがある人は、食いしばる事で歯の根元が削れてしまい知覚過敏を引き起こしている可能性も。歯を食いしばらないように普段から注意するよう心がければ、知覚過敏は改善できるでしょう。

歯医者さんでは、知覚過敏を治療するのに、知覚過敏用の薬を何度か塗布したり、コーティング剤を塗って症状を和らげたりします。フッ素を塗布してもらうだけでも症状は改善します。

また、レーザー治療や、根元が削れている場合には、プラスチックを詰める、歯の神経を抜く、マウスピースを使って、睡眠中の歯軋りによる歯の根元の削れを防ぐという治療などもあります。

歯茎が下がって知覚過敏が起きている場合には、歯茎を移植して根元を覆って痛みを緩和するような治療もあります。

人によって知覚過敏の原因は違うので、それぞれの症状に合わせた治療で、知覚過敏を改善する必要があります。

知覚過敏は、自己ケアで改善もできますが、やはり予防するのが一番でしょう。
歯磨きのやり方を見直したり、歯を食いしばるなど、歯に負担がかかるようなクセがある場合には、
意識して止めるようにしましょう。

最後に、「歯がしみる」からといって、勝手に知覚過敏だと決めつけるのはNGです。
虫歯の可能性もあります。
歯がしみたら、まずは歯医者さんで診てもらいましょう。

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