子供の虫歯はあっという間に・・・

少しだけ涼しい風が吹くようになりました。夏休みも、あともう少しになりましたね。当院にも毎日、お子さまの来院があり、とてもにぎやかでスタッフみんな必死で頑張っています。。^^

ご存じのように、永久歯の虫歯は、黒っぽくなります。ところが、乳歯の初期の虫歯は白くなるだけ。
子どもは、まだ感覚が発達していないため、痛みにも鈍感です。ですから、この初期の段階で虫歯に気付くのは、かなり難しいかもしれません。

でも、虫歯に気付かずそのままにしていると、あっという間に虫歯は進行してしまいます!
というのも、子どもの歯はエナメル質が薄く弱いので、永久歯と比べて、虫歯の進行は早くなってしまいます。そして、乳歯は神経が大きくなっているため、虫歯が進行すると、すぐに神経まで到達してしまいます。虫歯が神経まで進行すると、神経を切断したり、取ったりする治療が必要になります。
さらに進行すれば、歯が根っこだけになってしまうことも…

虫歯が初期のうちなら、削らずにフッ素を塗り、歯みがきの仕方を変えるなどで対処できます。
でも、虫歯に気づくのが遅れると、気付いた時には虫歯はかなり進行していて、子どもにとって大きな負担がかかる治療が必要になってしまいます。

つまり、子供さんの虫歯は大人よりも進行が早くて、小さいだけに治療も大変なのです。

虫歯にならないようにするには、予防がいちばんです。
たとえ虫歯になっても、早期発見、早期治療できるように、毎日しっかり子どもの歯を観察してあげましょう。

乳歯は、歯質が弱く歯がすり減りやすいので、虫歯治療で詰めた詰め物が取れやすく、また根の治療がちゃんとできずに腫れを繰りかえすことがあります。
たとえ歯を削って治療しても、さらにまた再治療しなければいけない事態が発生し繰り返し治療が必要になる場合もあります。

そういったことを知っておけば、予防にも力が入りますよね!
子どもの虫歯予防には、フッ素も効果的です。
歯医者さんで定期的にフッ素を塗り、エナメル質の表面を強くして虫歯を防ぎましょう!
乳歯の虫歯は、永久歯にも影響しますよ。

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