むし歯が一番少ない国は?

むし歯は治療する時代は過ぎ去り…予防する時代。
しかし、日々、歯磨きに時間をかけていたとしても、それで完全にむし歯を予防することはできません。

さて、「歯磨きにかける時間」の世界ランキングで、日本は平均6.4分。堂々の1位でした!
にもかかわらず、「むし歯が少ない国」ランキングでは、40カ国中17位・・・。
歯磨きにかけている時間とむし歯の数は、あまり関係ないのでしょうか。

では、むし歯が一番少ない国は、どこでしょう?

イメージ的には、北欧のフィンランドのような気がします。
以前は、むし歯の数が多い国でした。
ところが、医療保険制度が変わり、予防中心の医療になってからは、12歳のむし歯平均数は1.2本と、
かなり少なくなっています。が、一番ではないのです。
スウェーデン、オランダ、イギリスなども少なそうですが、それでも一番ではありません。

なんと!その国は、ガーナ。

ガーナと言えばチョコレート!ですよね。
実際、ガーナでは、チョコレートの原料となるカカオ豆を、多く生産しています。
けれども、それを加工したチョコレートは、現地の人にとってかなりの贅沢品なのです。
ガーナの人々は、ほとんど食べることがないそうです…。

ガーナで食べられているスイーツは、、チョコレートではなく、
ココナッツやサトウキビ、バナナ、マンゴーといった天然のもの。

そして、むし歯の原因となる砂糖の消費量が少なく、12歳のむし歯平均数は0.1本という結果に!

逆に、むし歯が、世界で一番多い国はどこだと思いますか?
答えは、ニュージーランドです。
ニュージーランドは、世界一の牛乳消費国ですが、むし歯が一番多いという結果に。

むし歯が多い国と少ない国、その裏には、さまざまな事情があるようです。

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