歯医者で虫歯を削ると虫歯になる?!


虫歯になってしまったら、削ったり神経を抜いたりして、治療していますよね。
その治療した歯。実は、虫歯を再発しやすい状態になってしまうと言われているのです!

具体的には、虫歯の治療で詰め物をすると、その下から、虫歯が再発するといったケースです。
原因は、接着したところに隙間ができていたり、または、加齢によって歯茎が痩せてしまって、被せ物の下がむき出しになっていたなど…が考えられます。

虫歯を削って治療をすることは、次の虫歯を作りやすい状態にしてしまうことだったのです。
だから、虫歯にならないように予防をする事が一番!ですが、虫歯になって治療をしたあとでも、ケア次第で、次の虫歯を防ぐ事は可能です!

治療した歯は、天然の歯に比べて強度も弱く、虫歯や歯周病になりやすい状態です。
自宅での歯磨きだけではなく、定期的に歯科医院で歯垢(プラーク)や歯石を除去してもらったり、食生活や生活習慣に気を付けるなど、細やかなケアをしましょう。

そして、規則正しい生活を続け、しっかり睡眠をとることで唾液の分泌量も増え、口内環境は改善され、虫歯になるリスクは低くなります。

また、虫歯菌を抑えるキシリトールやフッ化物の利用も虫歯対策には有効です。
まだ穴があいていない初期の虫歯なら、フッ素やキシリトール、そして唾液の力で歯を再石灰化させ、自然に治す事もできます。歯を削る段階へ進んでしまう前に、虫歯を治す事も可能なのです。

一度削ってしまった歯でも、その後のケアによって、虫歯を再発しにくい環境をキープする事はできます。
虫歯を治療すれば、もう大丈夫!と安心してしまいがちですが、そんな歯の方が危険度は増しているのです!
神経を抜くとか、歯を抜くとか…最悪のケースを避けるためにも、他の天然歯よりも気を付けてケアするよう心がけましょう。

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