海外では歯の矯正治療は常識?

欧米の諸外国では、日本と比べて、歯並びのキレイな人が多いですよね。
最近は、アジアでも、積極的に矯正治療を行う人が増えているようですが、
欧米では、もっと昔から、当たり前のように矯正治療が行われてきました。

ギリシアでは、紀元前1000年頃の歯列矯正の装置が発見されているそうです。
歯列矯正の歴史はかなり古いようですね!

歯列矯正の治療法が確立されたのは18世紀頃のフランスでした。
19世紀後半には、アメリカでも歯列矯正に対する意識が深まり、矯正学が発展していったそうです。

特にさまざまな民族が移り住んでいたアメリカでは、違う民族による遺伝子交配の影響で、顎が小さく、歯が大きい子どもが生まれたり、
その逆の子どもが生まれたりして、口腔内のトラブルが増えていました。
それがきっかけとなり、矯正治療が発展したと言われているそうです。

このようなお国事情もあって、アメリカでは歯列矯正に対する国民の意識が高く、矯正治療はもはや常識のようになっているのでしょう。

近年では、アジア各国でも矯正治療が広まっています。
ただ、日本では、まだまだ矯正治療に対する意識は遅れがちです。

でも、美しい歯並びの人がたくさんいる海外に行くと、嫌でも歯並びの悪さが目立ちます。
そこで、急に矯正治療を考え始める日本人も多いのではないでしょうか。

矯正治療は、ただ見た目を良くするといった審美面だけの問題ではありません。
歯並びが悪いと噛み合わせも悪くなり、口腔内のトラブルを引き起こしたり、健康面でも様々な不具合が生じてしまいます。

矯正治療をして噛み合わせを良くすれば、正常な咀嚼機能も取り戻すことができ、心身共に健康な状態を維持することができます。
昔のように針金の器具を付ける目立つ治療法だけではありません。
透明のマウスピースを装着したり、夜だけ装着するだけでいいものなど、日進月歩でいろいろな治療法が開発されています。
人目が気になる人でも、人に気付かれる事なく治療する事が可能です。

審美面も健康面も含め、矯正治療の意識を高めていく事が、健康で明るく過ごせる余生に繋がっていくのではないでしょうか。

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