キシリトールで虫歯予防

キシリトールは歯にいいとか、虫歯を予防する効果があるとよく言われますよね。
でも本当にキシリトールを摂取していると虫歯にならないんでしょうか?
キシリトールの効果について見ていきましょう。

☆キシリトールの効果
・虫歯の原因となる酸を作らない
・酸の中和をサポートする働きがある
・唾液を出しやすくして虫歯ができにくい環境を作る
・虫歯菌の活動を弱める
・歯の再石灰化を促す

キシリトールで虫歯にならないというわけではありませんが、虫歯予防にかなり効果的な成分である事は間違いないようです。
キシリトールはガムやタブレットに含まれているので、毎日簡単&手軽に摂取できて、子供たちの虫歯予防にもおすすめです。
ただキシリトールは含有量によって効果が違い、含有量が少ないものだとほとんど効果が期待できません。
そのためキシリトール製品を選ぶ時は、できるだけキシリトールの含有量が多いものを選びましょう。
キシリトール100%のものがベストですが、手に入らない場合には、最低50%以上は入っているものを選ぶようにしましょう。
また、虫歯の原因となってしまう糖類を含まない、シュガーレスのものを購入しましょう。
キシリトールは食べ過ぎると下痢してしまう事もあるので、食べ過ぎには注意が必要です。

キシリトールガムやタブレットを食後に食べていれば、それだけで虫歯ができないという事はありません。
しっかり歯磨きをする事が虫歯予防の基本なので、キシリトールは普段のオーラルケアをサポートする手段として活用しましょう。

キシリトールガムやタブレットはただ適当に食べればいいというわけではありません。
効果的な食べ方をしてこそ、虫歯予防に効果を発揮します。
ではキシリトールの効果を最大限に発揮できる食べ方についてご紹介します。

☆キシリトールの食べ方
・1日3回以上食べる
・食後や就寝前に食べる
・歯を強くしたいなら歯磨き後、歯垢をしっかり落としたいなら歯磨き前に食べる

キシリトールを口に入れてからしばらくは、キシリトールが唾液と混じり合います。
このキシリトールをすぐに飲み込んでしまっては、効果を口全体に行きわたらせる事ができないので、最低でも最初の5分間は唾液を呑み込まないように気を付けましょう。

キシリトールガムは、5~10gの量を1日3回以上に分けて食べ、それを2~3年継続すれば、その後、食べなくなっても、4年間は虫歯予防効果が続くといいう研究結果も出ているほど、虫歯予防に効果的です。

また、キシリトールは虫歯予防以外にも、肥満予防や骨粗鬆症予防、糖尿病予防など、様々な健康効果が期待できるので、毎日食べていれば、歯だけではなく健康増進にも役立ちそうですね。
 

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