予防歯科!将来の生活の質(QOL)を左右する…今から実践!

お口の中が健口(けんこう)な方は、健康な方が多いってご存知ですか?

いつまでも、自分の歯で、おいしく食事を味わいたいですよね。
これが、高齢になった時の生活の質(QOL)レベルに大きく影響しています。
しっかりと噛める歯を約20本を残すことができるかどうか?がポイントなのです!

実は、こういうアンケート結果があります。
70歳代の日本人の天然歯の数は、平均16.5本。
それに比べて、北欧のスウェーデンの70歳代の人は、平均21本も天然の歯を持っています!
同じ年齢層でこの差!これは、どうしてなのでしょうか…

それは、「歯」に対する意識の違いが大きいと考えられます。
予防歯科の意識が浸透しているのです。

スウェーデンでは、1970年代に国家プロジェクトとして予防歯科をスタートさせました。
20歳未満の国民は、予防歯科の受診は無料ででき、義務となっているため、子どものころから定期的な健診が習慣となっています。
今では、世界で最も歯科疾患が少ない国と言われるまでになったのです。


◎予防歯科って?

歯医者さんの手をかりるお口のケアと、自分でする毎日のセルフケア、この二つを組み合わせて、
お口の中を健康な状態に保ちましょう!という取り組みのことを言います。

歯医者さんに行かなくても、毎日ちゃんと歯みがきしてるから大丈夫!というわけでもありません…
歯みがきが行き届かない箇所もあるでしょうし、歯石は、ご自身できれいに取り除くことは難しいでしょう。


◎始めましょう!予防歯科!

定期的に歯医者さんで検診を受け、プロの手をかりましょう!
歯や歯茎の状態をチェックしてくれます。また、歯みがきが行き届いていない箇所などの指導も受けます。
その他、歯垢(プラーク)や歯石を除去してもらい、場合によっては、フッ素塗布などでむし歯の予防処置をしてもらうこともできます。

この時に、何か異常が発見されれば治療を受け、早期に対処することが可能になります。

検診後は、気持ちも新たに、日頃の歯みがき・オーラルケアに励みましょう!
日頃のケアには、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシ、そしてデンタルリンスを上手に使ってください。
検診してもらった後の状態を長く保てるようにがんばりましょう。


予防歯科を続けることで、歯周病やむし歯を未然に防ぐことができます。
日々の歯みがきでは不十分なメンテナンスと予防歯科に対する意識が再度高まります!
この繰り返しを習慣にしてしまうことが大切です。

入れ歯やインプラントの心配も無用!
高齢になっても、自分の歯で、しっかり噛んで、おいしくごはんを食べることができます。

歯とは、一生のお付き合いになります。
そんなあなたの歯は、「お口の中の天然の宝石」だと言えます。価値は計り知れません。
ですから、予防歯科は、早いうちから取り組んで欲しいと願っています。

歯医者さんは、歯が痛くなったら行くところではなくて、定期的にチェックしてもらいにいくところ、
というイメージを小さなお子さんたちには、もってもらいたいと思っています。
ぜひ、お子さんが小さいころから、親子でいっしょに始めましょう♪

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