唾液がアンチエイジングに!老化防止パワーとは?


唾液がどれだけ私たちにとって大切なのか?お話してきました。
今回は、別の視点から唾液が私たちにもたらす嬉しいお話をしますね。

◎日本人が発見した成分『パロチン』

若返りホルモンとして注目されている成分で、唾液腺から分泌されています。
唾液腺には、耳下腺、顎下腺、舌下腺がありますが、このパロチンは、耳下腺から分泌される唾液に含まれています!

◎『パロチン』の老化防止パワー

パロチンは、成長ホルモンの一種で、骨や歯の再石灰化を助け、皮膚の新陳代謝を活発にしたり、筋肉、内蔵、皮膚、目や髪などの成長を促進させます。
骨粗鬆症の発症リスクが高い女性にとっては、骨や歯の再石灰化を促進してくれるのは、とても嬉しいですよね!
また、皮膚の新陳代謝がアップすれば、お肌も生まれ変わるサイクルができて、肌力アップ!
壊れた細胞組織を修復する作用もあるので、手荒れなどにも効果が期待できます。
さらに、粘膜を強化する働きを利用して、白内障や皮膚炎などの治療薬にも使用されているそうです。

唾液とともに飲み込まれたパロチンは、消化も促進させます。
腸内の悪玉菌の活動が衰えて、腸内環境が整い、血液もきれいに!

◎『パロチン』を分泌させよう!

若返り効果が期待できるパロチン!赤ちゃんがタラタラと垂らしているサラサラ唾液には、パロチンがたっぷり!
でも、加齢とともに、パロチンは減少してしまう傾向があります。

なので、よく噛んで食べることを心掛け、唾液の分泌量を増やしましょう。
目安は、一口につき30回。どちらか片方だけで噛み続けると顔の歪みの原因になるので、左右バランスよく噛んで食べてください。

食事中の水分摂取にも、気を付けてください。
食事しながらお茶やお水などを飲むと、噛む回数自体も減りますが、身体が、唾液を出さなくてもいいと判断し、唾液の分泌量が減ってしまうのです。
食事が終わるまでは、飲み物は我慢した方がよさそうですね・・・

顔の筋肉の70%以上は、お口の周りにあり、よく噛むことで、お口や顎周りの筋肉が鍛えられます!
それが、顔のたるみ解消にもなり、小顔効果も期待できそうです♪

もちろん、耳下腺から分泌されますので、耳下腺を直接刺激することでもパロチンの分泌量を増やすことができます。
耳の下を指で押すと唾液が出てくると思います。ここが耳下腺です。
無理せず、痛くない程度に指で刺激してください。

ストレスや緊張によって、お口の中が乾くと唾液の分泌も減ります。
リラックスできるようにゆったりとした気持ちで過ごしたいですね。

アンチエイジング!若返り効果が期待できる成分『パロチン』は、自分の身体で作り出せるものなのです。
よく噛んで食べること、唾液をたくさん出すことは、本当にいいことが盛りだくさんなのです!
 

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