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歯の根が骨折する?

歯の骨折とも言われる『歯根破折』は、虫歯や歯周病に次いで抜歯することになる理由の第3位だとも言われています。


歯根破折というのは歯根が折れる、割れるということで、歯茎の中で歯の根が折れたり割れたりしてしまうということなのです。見た目で直ぐに分からないため、即座に気づかないこともあります。


この頃は抜歯以外の治療法も少しずつ増えて来ているのですが、基本的には歯を抜くという対応になりますので注意が必要なトラブルなのです。

歯根破折を起こす歯は完全に健康な歯であることは稀です。
多くは、何度も治療を繰り返して脆くなっているような歯が、日々の負荷に耐えられなくなって破折してしまうのです。

 

◆歯根破折の理由


◇歯の神経除去

虫歯などで神経を取った歯に起こりやすいトラブルです。
神経を取ってしまうと水分や栄養分を得ることが出来なくなるため、歯が乾燥してしまうのです。
この乾燥によって破折しやすくなるということです。
更に、神経を抜くような状況になった歯ということは、そこまでに歯を削るなどの治療を何度もしていることが多く、そもそも歯が脆くなっていることが多いのです。


◇治療を繰り返している

歯は治療を繰り返すほど脆くなっていきます。
削るということは元々の歯から少しずつ、細くなる、小さくなるということなので耐久性が低下するのも当然です。
そのため、治療している歯ほど歯根破折のリスクは高くなるのです。


◇歯軋り、食いしばりの癖

日常的に歯軋りや食いしばりをしていると、常に歯や歯根に負荷がかかっているということになりますので危険です。
起床時も、自分では気づかないうちに無意識で行っていることが多い癖の一つでもあります。
また、起床時だけでなく睡眠時にも行っていることがあります。
睡眠時に行っている人だと、平均して40分も歯軋りをしているそうですから歯にかかる負担も相当です。
食いしばりの場合、成人の男性で60kg、女性で40kgも負荷がかかると考えられています。
睡眠時の歯軋りや食いしばりはナイトガード(マウスピース)をすることで防ぐことが出来ます。


◇歯の土台が歯より硬い金属である

神経を取った後の歯の土台が歯よりも硬い金属の場合、負荷は歯の方に集中することになります。
これが続くと割れてしまうことがあるため、注意が必要です。


◇外傷(転ぶ、ぶつけるなど)

強い負荷が外部からかかっても歯根破折を起こすことがあります。
この場合、上の前歯に起こることが殆どです。
激しいスポーツをする時には、スポーツマウスピースなどで歯を守ることをおすすめします。

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