指しゃぶりとすきっ歯・出っ歯

メリークリスマス、
純粋にサンタさんを信じてくれていた子供たちを懐かしく思う、院長の打田です(笑)
今日は、赤ちゃんのおしゃぶりと、歯並びについて考えてみたいと思います。

指しゃぶりは、歯並びが悪くなるからよくない!と言われています。
指で前歯を押すことで、開咬や前歯の間が空く離開(すきっ歯)や、前歯が飛び出す前突(出っ歯)の原因になるためです。

しかし、乳児期の指しゃぶりは、離乳食や歯磨きを始める準備だという事が分かってきました。
なので、前歯だけが生えているうちは、歯並びに影響はないのでやめさせる必要はありません。


それでは、いつ頃までに辞めさせればいいのでしょう?
目安は、乳歯が生えそろった3歳までと言われています。

3歳を過ぎても長時間指しゃぶりしているのは良くありません。
歯並びや、噛み合わせに影響が出やすくなります。
また、4歳を過ぎると顎の骨の発育に問題が出てきてしまいます。

辞めさせる方法としては、
指しゃぶりは、子供の寂しさ・構って欲しさからくる場合があるので、親が辞められる状態にしてあげられるようにすることが重要です。指しゃぶりは良くない事だと認めさせて、指しゃぶりしていない時、良く褒めてあげる。などの方法があります。
また、外遊びや手を使う遊びを増やしてあげて、指しゃぶりの時間を減らすようにしてあげるのもよいでしょう。

それでも、どうしてもやめられない場合、「バイターストップ」という商品があるそうです。
口に入れると、苦い味のするマニキュアでインターネットなどで販売されており、1,500円(税抜き)程のお値段で購入することができるそうです。
厚生労働相の認可を得ており、おもちゃなどの商品に、口に入れないようにするため使用されている物で安全です。
お子さんによって、効く・効かないはあるみたいですが、大抵の場合、3~4歳くらいのお子さんに効き目が一番あるようです。

指しゃぶりをするのも、赤ちゃんにとっては成長の過程の一つで大切なことなのかもしれません。
無理に辞めさせるのではなくて、上手く付き合って、卒業させてあげられるようにしたいですね。

お父さんはお仕事、お母さんは日々家事・育児で大変かもしれませんが、寂しさからくるものなら、少しでも多く、お子さんに向き合ってあげる時間を作ってみてくださいね~。

 

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