乳歯の虫歯予防と噛合せ


お子さんの乳歯に、虫歯があったらどうしますか?
永久歯にどうせ生え変わるのだから、放っておく?それとも、抜いてしまいますか?

痛みが無いから大丈夫・・・と放っておいた場合、油断していると、乳歯は下に大人の歯を抱え込んでいますので、気付かないうちに大人の歯の質を弱めてしまったり、歯が生える位置や時期を狂わせて不正咬合の元になったりと悪影響を及ぼしかねません。
また、口の中の虫歯菌が多くなり、新しく生えた永久歯も、すぐに虫歯菌にさらされて虫歯になりやすくなってしまいます。

では、抜いてしまおうと簡単に考えてはいけません。それには、年齢が関係してきます。
年齢によっては、次に出てくる永久歯がすぐには生えてこない場合があり、すでにある歯がどんどんずれて移動していき、歯並びやかみ合わせに不具合が生じてくる事があるからです。

乳歯は、赤ちゃんの時に出てきて、前歯は6歳くらいまで、奥歯は12歳近くまで使います。
虫歯が出来ないよう、気を付けてあげましょう。

虫歯ができにくい生活習慣を心がけるため、毎日の歯磨き、だらだら食べをさせない、ジュースやお菓子ばかりを与えない、ご飯をしっかり食べ、早寝早起き、いっぱい運動をするということが大事です。

もし虫歯が出来てしまったら、早めに歯医者で相談して下さい。
小さいころから、歯医者さんを怖がったり、嫌がったりしないよう、当医院では小児予防に力を入れ、痛くないやさしい治療を実施いたしております。
医院でのケア、ご自宅でのお手入れ方法を指導させて頂き、虫歯予防のお手伝いをさせて頂きます。お気軽にご相談くださいね。

昨日から、ぐっと寒くなってきました。
年末年始は、甘いお菓子やケーキなど、お子さんが喜ぶ食べ物が多い時期です。私は虫歯で苦労したので子供さんには、その苦労をしてほしくないと思っています。
 

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