かかりつけの歯科医師がいる人は寿命が長い


かかりつけの歯科医師がいる人は、いない人に比べ、寿命が長いという事実が、多摩市に住む高齢者1万3066人の追跡研究によって調査した研究で明らかになったと、首都大学東京大学院教授の星旦二氏が発表しています。

歯間ブラシを使っている人は、口腔内の状態や歯肉の状態が良く、定期受診をしている人が多い、また、主観的健康観が高いのだそうです。

40代、50代~64歳までの4,443人の5年間の追跡調査では、歯茎の腫れや虫歯がない人ほど生存率が高いことが分かってきており、「口腔ケアは全身ケアのきわめて重要な導入口であり、命を延ばすだけでなく、要介護の予防にもなる。歯科は人生を豊かに生きることに大きく貢献できる。」と、星氏は語っています。

なかなか、興味深い記事ですね。
体の病気にならないこと、内臓の病気ばかりではなく、歯の健康が全身の体の健康につながっているのです。

ほとんどの方が、いくらかかりつけの歯医者さんがいても、虫歯になったときだけ、歯にトラブルがあった時にだけ行くのではないでしょうか?

予防先進国スウェーデンでは、30年以上前から定期的なメンテナンスを国が国民に義務付け結果、80歳で平均20本の歯が残りました。対し、日本では80歳で9本しか残っていないそうです。
明らかに異なった結果が出ていることが分かりますよね。

ぜひ、かかりつけの歯医者をみつけ、定期的に検診&クリーニングを受けることをお勧めします。

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