歯が欠けてしまった時(小さい欠けでも要注意)

どこかに口をぶつけてしまったり、硬いものを噛んだりして、歯が欠けていしまった経験のある方も、意外にいるのかもしれません。
欠けた時に特別痛くもないし支障もないからといって放っておくのは絶対にやめましょう。
欠け方が小さくても、放っておくと危険なのです。


◆欠けた歯の対応

先ず、欠けた歯は探しておきましょう。幾つかに分かれている場合でも、拾えるだけ拾います。欠け方にもよるのですが、場合によっては拾った歯を歯科医院へ持って行くと接着剤で元に戻せることがあります。(接着剤とは歯科医で使用されている専用のもののことであり、決して市販のものではありません。)

また、欠けた歯を歯科医院に持ち込む際、乾燥させないということが大切です。生理食塩水、新しい牛乳などの中に入れて乾燥させずに歯科医まで持っていきましょう。
どちらも用意出来ないという場合は、口内に唾液を溜めて口の中に含んだ状態でも構いません。口の中に入れておく場合は、呑み込まないように注意しましょう。

それから、直ぐに歯科医院へ連絡して診てもらえるように頼みましょう。
歯が欠けているということは、何らかの衝撃を受けているということですから、歯や歯根などに影響が起きているかを診てもらうことも必要です。
欠けた箇所を舌や指などで触らないことも大切です。気になるのは分かりますが、場合によっては菌が入ってしまい炎症を起こすことがあります。また、歯に衝撃を受けた時に歯が脱臼している、歯根が折れているということもあります。


◆欠けた箇所を放っておくと危険

欠けてしまった歯が小さく、痛みがない状態であっても、欠けてしまった箇所に汚れがたまりやすくなり、虫歯の原因になってしまうこともあります。
また、欠けた箇所が鋭利な状態になっていることで、口内や舌を傷つけてしまうこともあります。
欠けた歯が自然再生することはありませんので、必ず歯科医院で治療をしてもらうようにしましょう。

 

 

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