デンタルフロスや歯間ブラシで歯垢を徹底除去!

虫歯や歯周病の予防に大切なのは歯磨きですよね。
しかし、普通に歯磨きをしているだけでは、歯垢は6割くらいしか取り除けないそうです。

歯磨きだけでは取りきれない歯垢って、どうすれば除去できるのでしょうか?

実は、デンタルフロスや歯間ブラシがあれば、歯垢除去の割合も大幅にアップします。
歯磨き+デンタルフロスなら約80%の歯垢が、また歯磨き+歯間ブラシなら約85%の歯垢が除去できるという調査結果があります。


では、デンタルフロスと歯間ブラシの使用法について、これから順を追ってご紹介します。

☆デンタルフロスの使用法

歯磨き後、デンタルフロスを40センチほどの長さ(指先から肘まで)になるように切ります。

フロスの片側を2から3回、左手の中指に巻きつけ、右手の中指にもう片側の端を巻き付けて、10?15センチ程度(女性の場合は10センチ程度)の長さになるようにします。

間の糸を両手親指と人差し指でつまみ、糸をピンと張って1?2センチの長さになるように持ちます。

歯にデンタルフロスをひっかけるよう上下に数回動かしながら根元の方へずらし、歯間の汚れを取り除いていきます。この時、力を入れ過ぎたり、糸がたるんでいると歯茎が傷つくので気を付けましょう。

歯に入れた時とは逆に根元から動か先の方へ移動させながら、ゆっくりとデンタルフロスを抜きます。抜けない時は、片側の指から糸を外して、前からそっと引き抜くようにしましょう。歯垢除去した部分の糸は使わず、ずらして新しい部分の糸で次の歯間の汚れを除去します。


☆歯間ブラシの使用法

奥歯I字型の歯間ブラシの場合にはプラスティック部分からブラシを折り曲げてから使います。
奥歯L字型の場合はすぐ使えます。

口は大きく開けず、歯間ブラシを歯と歯の間に入れて動かします。力をいれずに優しくゆっくりと動かしましょう。順に歯間を掃除し、最後は口をすすいで完了です。
使用後は、歯間ブラシに菌が付かないようキレイに洗い、乾燥させておきましょう。

★まとめ

デンタルフロスや歯間ブラシで日々のセルフケアで活用することは、とても大切です。しかし徹底的に歯垢除去することはできません。ですので、3~4ヶ月に1回のプロケアがとても大切です。これは、歯科衛生士によるクリーニングのことです。定期的に受けていれば、むし歯も初期段階で発見できるので、削るリスクが減ったり、歯石を除去できるので、口臭や歯周病の予防にもつながります。

是非、おうちでのセルフケアと、歯科衛生士による歯石除去(定期クリーニング)を受けてくださいね!

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