インプラントって何年ぐらいもつの?

インプラント本体は、骨と固く結合していれば、とても長く、お口の中で存在し続けます。20年、30年と使い続けている方も最近では珍しくなくなりました。

インプラントを長くもたせられるかどうかは、ひとえに治療後のメンテナンスにかかっています。

◆インプラントをダメにする「インプラント周囲炎」

インプラント周囲炎は、歯周病と同じで歯垢(プラーク)が原因で起こります。インプラントに付着したプラークによって、歯肉や周囲の組織に炎症が起こり、やがてはインプラントを支える骨を溶かしてしまうのです。インプラント周囲炎は初期症状が少ないため、気づいた時にはかなり進行している可能性があるので注意が必要です。

インプラントをインプラント周囲炎から守るには、治療後の定期的なメンテナンスと、毎日のプラークコントロールは欠かすことができません。

 

◆歯科医院での定期的なメンテナンス

治療を受けた歯科医院で、定期的なメンテナンスを受けましょう。インプラント本体のチェックやレントゲン診査、噛み合わせのチェックなどは、とても重要です。

また、歯科医師や歯科衛生士によるプロフェッショナル・ケアによって、自分では落としきれない汚れをキレイにすることも必要です。自宅でのセルフケアを有効にするためにも、ブラッシング指導は、積極的に受けるようにしたいものです。

 

◆毎日のプラークコントロール

インプラントは天然の歯と比べ、細菌にはとても弱いので、毎日のプラークコントロールも欠かすことができません。正しいブラッシング法を身につけ、しっかり歯磨きしましょう。デンタルフロスや歯間ブラシ、デンタルリンスなども、積極的に活用しましょう。

 


セルフケアの方法など、分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。大切なインプラントを守るお手伝いをするために、私たちが存在しています。

最新のお知らせ

アクセス

oshiharai_3.jpg