保険診療

現在歯科は保険証を持参していただければ保険診療を受けることが出来ます。
これは国民皆保険制度というありがたい制度のお陰です。日本にいるとこれが普通なのですが、諸外国では医療というものは高いものが相場です。海外旅行に行っても医療保険は有効ですが、歯科に関しては海外旅行傷害保険には適応されないのがほとんどだと思います。
ちなみにスマイル歯科の患者さまから聞いた話しでは、アメリカNYで銀歯が取れて、それを付けてもらっただけで4万円。むし歯の治療が1本25万円しました。とのことでした。歯のクリーニングで2万円。ヨーロッパではやや安くてこれの半分から3/4くらいの治療費です。

話し変わりますが、飲酒運転での罰金はかなり高くなりました。法律改正で反則金が高くなったのですが、抑止力としては効果絶大だったのではないかと思います。もちろん、罰金云々以前にしてはいけないことです。それでも飲酒運転ゼロにはならないのは人間だからか、、、。

日本の医療の歴史が他国と違うのですが、諸外国の歯科治療費は大変高額です。現状の日本の歯科治療でも高額に感じられる患者さまが大勢いますから無理もないですが、諸外国では今の10倍の医療費が掛かります。実は歯科治療はそれくらい大変な作業なのですが、厚生労働省では評価されていなくて世界に誇る銀歯大国なのです。 なので他国では治療費が高い為、歯のケアはとっても神経使っています。なるべく国民はむし歯を作りたくないからドラッグストアでは歯科予防コーナーでかなり充実しています。

漫画にも映画にもフロス(歯と歯の間の汚れを取る糸ようじのこと)が出てくるし、歯並びを良くする矯正の普通に日常生活に根ざしています。
ある意味日本の歯科医療が交通違反みたいにもう少し高額であれば予防に対してもっと真剣に考えるのではないかと思っています。アメリカなどで昔流行ったエアロビクス有酸素運動など、あれだけの流行はそれだけ成人病が多発しているからなのでしょうけど、医療費が高額というのがバックにあると思います。例えば盲腸の手術などでも200万円ほど掛かるそうですし。民間の医療保険に入っていると思いますが、それにも掛け金の高さや病気の適応する種類の限定でそうやすやすとは医者に掛かれないのが現状だと思います。

​日本は治安もいいしすごく恵まれている環境に私たちは生活しているので鈍感になっているのかもしれません。 どんな病気も治療するより予防するほうがよっぽど効果的で健康に寄与します。今一度私たちは、現代社会の中で自分の健康は自分で守ることを考えなおしてもいいのではないでしょうか。

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