歯ぎしりの音別、原因チェックと予防法!

睡眠中、歯ぎしりしていませんか?
寝ている間の事なので、歯ぎしりの自覚がない方がほとんどです。

「歯ぎしりなんて、気にしなくてもいい」と考えがちですが、実は、歯ぎしりにはいろいろなデメリットがあるのです。
例えば、歯がすり減ったり、額関節症を引き起こしたり、肩こりや頭痛の原因になったりします。

歯ぎしりは、音の違いや有無などで種類が分かれています。
まずは歯ぎしりの種類をご紹介しましょう。

☆歯ぎしりの種類

・グラインディング
キリキリとかギリギリという音が鳴ります。
歯を左右に擦り合わせるので、歯が摩耗しやすく、噛み合っている面がすり減ったり、つけ根が折れたり、知覚過敏になりやすい。といったデメリットがあります。

・クレンチング
音はほとんど鳴りません。
上の歯と下の歯を噛み締めるので、人には気付かれにくい歯ぎしりですが、歯が欠けたり割れたり、歯の痛みを引き起こしたり、口の周囲がこわばるなどのデメリットがあります。

・タッピング
カンカンとかカチカチという音が鳴ります。
上の歯と下の歯をぶつけ合うような歯ぎしりです。
この種類の歯ぎしりは、グラインディングやクレンチングよりも割合は少なく、歯や顎にあまり力が加わらないため、それほど大きな悪影響はないようです。

・混合タイプ
グライディングとクレンチングとタッピングが合わさった混合型の歯ぎしり。

歯ぎしりは、このように4つの種類に分かれています。

原因は、1人ひとり異なります。
ストレス、悪い歯並び、合わない詰め物や入れ歯などによる噛み合わせの悪さ、負けず嫌いな性格などです。
歯ぎしりを予防するには、枕を低くして仰向けに寝る、リラックスする、できるだけ笑うようにする、マウスピースを使うなどの方法が有効です。
噛み合わせや歯並びが悪い場合には、噛み合わせの調整や矯正治療も必要になってきます。

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