麻酔について

今日はスマイル歯科での麻酔についてのやり方考え方をお話します。

むし歯で歯を削るのは皆さん苦手としているところと思いますが、痛みなく治療するために麻酔は必要になります。 しかし、麻酔の苦手な方も多いです。自分のむし歯治療の経験からすると麻酔は大の苦手で、麻酔をしてもらうと気持ち悪くなります。痛いのもダメで自分が歯医者をやっていながら治療を受けるのはできれば避けたい。 そういう経験から麻酔については結構注意して行いますし、いろいろやり方を考えて今の方法があります。 まず、時間があるときはお話をして少し和ませてそれから歯茎に表面麻酔をします。



これは表面麻酔のシールで麻酔をする部分に貼ります。それから時間を少々置いてから剥がします。 それで麻酔をするのですが、針は極細で麻酔液の半分のみ表面にします。麻酔液は大人でも子供用の半分の量でゆっくり注入することによってしっかり効きます。



このうえを使います。容量は1mlです。下は1.8mlです。
通常はこれを1本もしくは2本使います。スマイル歯科では麻酔液のストレスを減らすために約半分の容量でしっかり効かせます。主に子供用の使用量です。 注射器は手用と電動とありますが、電動もかなり高性能になりました。がしかし、いろいろ試した結果手用が一番優れていることがわかりました。その代わりテクニックはかなりいりますが、、、。



結局人間の手に優る機械はまだないということです。
機械はモーターの音もするし、微妙な加減がわかりません。 色々買って試した結果また手用に戻りました。 そして麻酔は通常一気に注入するのですが、スマイル歯科では半量ずつゆっくりと痛みなくやります。ほとんどの患者さんには「痛くなかった」「今何していたの?」と言われることがあります。極稀ですが、中には無痛とは言わずに少しお痛みを感じる方もおいでですが、痛みは最小限であると思われます。
このような工夫はごく一部ではありますが、かなりの頻度で使うものなので興味をお持ちのお方もおられることと思います。今回は麻酔の使い方の説明をさせていただきました。 一番良いのはむし歯にならないこと特に子供たちは小さいうちから予防をしっかりしていってほしいと思います。 大人になってお金を出しても買うことが出来ません。やはり予防につきますね。
​スマイル歯科では皆さんの歯を守るために全員で予防に取り組んでいます。 大切な歯を維持していくためにぜひ検診とクリーニングにいらしてください。

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