歯の大切さ

生まれてから半年ほどすると赤ちゃんは乳歯が生えてきます。そして3歳までには20本の乳歯が生えてきます。 ちなみに歯の呼び方は、乳歯はABCDEという風に英語ですが、永久歯になると1234567という風に数字になります。

乳歯の時からむし歯で苦労する子供も永久歯になってからむし歯一つない子供達もいます。それでも後にむし歯になったり、歯周病になったりして歯を失っていく方もおられます。
当たり前ですが、歯があるうちは歯の存在を感じることがなかなか難しい。痛みを伴ったり、失って初めてその大切さに気づく。人間の体で無駄なものは何一つ無いのですが、歯に関しては自己修復が出来ない部分なのであります。

例えば怪我をして擦り剥いても、放っておけば自然に自分で修復していきます。
ただなぜか歯に関しては生え変わりは1回きりだし、放っておけばどんどん悪化していきます。 歯科ではむし歯を人工物でなんとか食べれるように修復して食事出来るようにお手伝いするのでありますが、これがまったく同じに再現するのはなかなか難しい。神様が作った天然の歯を見た目からツヤや色、硬さなど再現するのは不可能なのです。 早く再生医療で歯を再生する時代になって欲しいものです。

​ 日々診療に携わっていて歯の大切さ、予防の大切さを痛感しています。 皆さまも大切にしましょう。

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