ホワイトニングは何歳でも大丈夫?

歯の白さを求める人も増えているため、ホワイトニングを行うという人も多いようです。
しかし、ホワイトニングは何歳から出来るのかを気にされる人もいるでしょう。
子供に受けさせてやりたい、子供自身が受けたがるということから、年齢制限があるのかが気になるところです。

現時点では、ホワイトニングに厳密な年齢制限があるわけではありません。
しかし、乳歯の場合は対応しないというところが多いように思います。
永久歯からなら構わないということで14歳以上を基準にしているところもありますし、もっと安全に18歳以上という医院もあります。

大人が受けるホワイトニングに関しては、14歳未満は特に注意しないといけません。
まだまだ歯が未成熟なので、ホワイトニングの薬剤が何らかの影響を与えてしまいかねないのです。
例えば、通常のホワイトニングには「過酸化尿素」という成分が含まれているのですが、これはエナメル質に浸透しやすいという特徴があります。
歯が未成熟な状態(乳歯や永久歯に生え変わったばかりなど)だと、完成した歯よりもエナメル質が薄いため、この成分が浸透してしまい知覚過敏を起こすことがあるのです。

ただ、医院によってキッズホワイトニングといって3~12歳までの子供を対象とした対応をしているところもあります。
大人に使用される薬剤とは違うため、歯を白くする効果よりも歯を汚れなくする効果を重要視しているようです。
そのため、大人のホワイトニングと同じ効果を期待出来るかは分かりませんが、どうしても子供の歯にホワイトニングを考えているなら、こういったキッズホワイトニングを行っているところへ相談してみるといいかもしれません。

しかし、10代くらいの子供ならホワイトニングよりも定期的な歯科医検診でクリーニングをしてもらい、正しい歯磨きで歯本来の色を維持することを考えた方が無難だと思います。
歯科衛生士のクリーニングは歯を劇的に白くすることは出来ませんが、歯に付着した汚れを落とすことで歯本来の色を取り戻すことは出来るのです。

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