デンタルフロスの選び方

歯磨きの際に、ブラッシングだけではなく、あわせてデンタルフロスを使われている方もふえてきているのではないでしょうか。

デンタルフロスには、大きく、ホルダータイプと糸巻きタイプがあります。
それぞれに特徴があり、好みで決めても良いのですが、特徴を知って自分にあったものを選べれば、より丁寧なケアができるのではないでしょうか。

 

◆ホルダータイプ

初心者にお勧め出来るのが、このホルダータイプです。
持ち手がついていますし、糸の長さ調節を自分でする必要がないため手軽に使えます。

このホルダータイプには『F型』と『Y型』があります。
F型の方は前歯の歯間が磨きやすい形をしており、Y型の方は奥歯の隙間が磨きやすい形ですが、歯並びというのは個人差がありますので必ずしもこのようになるとは限りません。
使いやすいものを選んで問題ありません。

 

◆糸巻きタイプ

デンタルフロスを使い慣れている方、1回あたりのコストを抑えたいという方にはお勧めです。
ホルダーよりもコストパフォーマンスが良いのが利点ですが、使用するたびに自分で必要な長さにカットするという手間がかかります。
ホルダータイプでデンタルフロスを使うことに慣れてきた方は、糸巻きタイプを使ってみてもいいかもしれません。

糸巻きタイプには『ワックス』、『ノンワックス』、『エクスパンド』という糸の種類があります。先ず、ワックスとノンワックスの違いは糸の滑りにあります。

ワックスの方が滑りの良い加工がされているため、歯間に出し入れしやすいのが利点です。
初めてデンタルフロスを使う、デンタルフロスはあまり使わないという方は、歯間に汚れがたまってしまっている可能性があります。
そのため、滑りが悪くフロスが歯間に入りにくいことが考えられますので、ワックスのほうが使いやすいです。

ただし、デンタルフロスを使うことに慣れてきたら、ノンワックスをおすすめします。滑りが悪いことで、汚れを落とす効果がより大きくなるからです。

 

 

汚れを取るという意味ではエクスパンドが一番効果があります。
しかし、初めての人にはお勧めしません。
これは唾液、摩擦などで糸がスポンジのように膨らむという特徴がありますが、糸の太さゆえに歯間が狭いと入らないことがあるので注意が必要です。
入らないからといって無理に使用するのもやめましょう。

デンタルフロスは、1日1回を目安に使うとよいでしょう。
力を入れすぎると歯茎を傷つけてしまうこともあります。フロスが入りにくい場合は、鏡を見ながら、ゆっくりと汚れを落とすようにしましょう。

 

最新のお知らせ

アクセス

oshiharai_3.jpg